BLOG

アブラムシ

山中健生

5d872444.jpg

cec0c53a.jpg

一つの畝だけアブラムシが大発生。
原因は2つ、定植後に伸ばしていた雑草(根)が地温が暖かくなり腐敗、樹が吸収しアブラムシが寄って来ている。
もうひとつは、12月ぐらいまで自然発生していた益虫「コレマンアブラバチ」の生育温度10℃~30℃を冬の時期に確保出来なかった事。
イチゴの樹が吸ってしまって消化しきれないものをアブラムシが吸収、排泄してくれていると捉えれば、気が安らぐ。
確かにアブラムシの排泄物「甘露」(糖分が大量に含まれるためアリが好む)は、果実を汚し、すす病発生の原因となるが、果実への食害はない。
アブラムシは土壌や植物体の状況を教えてくれているとすれば、しばらく様子を観とこう。という結果になりました。